ウォーターサーバーとは?

ボトル(各社12Lが主流)をセットして冷水と温水がいつでも気軽に楽しめる機械。冷蔵庫と電気ポットがひとつになったようなものとイメージしてください。
このところ、今まで主流だったリターナブル方式以外に無菌エアシステムを搭載したワンウェイ方式のウォーターサーバーに人気があり、なかには色を選べるメーカーも出てきています。

ウォーターサーバー

ウォーターサーバー人気の背景

日本は島国のうえ水資源が豊富で、さらに日本の水道水は世界的にも安全だといわれてきました、しかし生活排水や工場・農業用水によって河川や海、地下水が汚染され、衛生的基準を守るために水道水に混入する塩素の量は増える一方となっています。
そのような事情から、水道の水を直接飲むのが当たり前だった日本人ですら水道水を飲まなくなり、浄水器・ペットボトルが広く普及しました。そして数年前から、日本でもウォーターサーバーが注目を浴びるようになっています。
現在ウォーターサーバーは、業務用より圧倒的に一般家庭でのニーズが高く、皆様も目にする機会が多くなってきたのではないでしょうか。

リターナブル・ワンウェイとは?

現在、お客さまへの水の届け方(空ボトルの回収方法)は、リターナブル方式とワンウェイ方式と2種類に分かれます。
リターナブル方式はボトルがリユースボトル(再利用ボトル)となっているため、空きボトルの回収が必要となり、新ボトルの納品時に空きボトルを回収します、また次回の注文は電話等でする会社が多いようです。
ワンウェイ方式はボトル自体がPETで形成されており、空になったボトルは通常のPETボトルと同様に資源ごみとしての処分が可能で、空ボトルの回収が不要です。
さらにボトルの回収がないため、定期配送形式を採用している会社が多く、次回の注文も必要ありません。

水道水の現状

「日本の水道水は世界一安全だ」と言われてきました。
しかし、私たちの生活環境が変化するに従って、今までの浄化システムでは、十分に浄化しきれなくなってきているのが現状です。
生活排水や工場、農業用水によって河川や海、地下水が汚染され、上水場ではそれを取り除くために塩素を投入しますが、水源の状態によって投入する塩素の量も毎日変り、今その残留塩素が非常に問題になっています。
また最近この残留塩素が発ガン性物質であるトリハロメタンの発生原因となることが分かりました。
とはいえ、塩素処理をしなければ、水道水は飲める水にはならないため、行政でも塩素の使用量が少なくて済む新しい浄水システムの研究を進めていますが、コスト面の問題が大きく、なかなか進行していないようです。

 

<塩素消毒のメリット>
●細菌や有害物質の除去に適している
●安価である

<塩素消毒のデメリットとして>
●特有の異臭(カルキ臭)
原水に残っていた有機物やアンモニアなどと、塩素とが反応することによって発生します。
●肌荒れの原因
水道水の塩素は、髪や肌のタンパク質を壊し、細胞に大きなダメージを与えます。肌の保水力や保湿力を低下させ乾燥肌やアトピー性皮膚炎悪化の原因になるとも言われています。
●成分の破壊
水道水で、野菜・米・食品を洗うと、ビタミンの数十パーセントが損失することが分かっています。
それは、塩素が食品の細胞に入り込み、ビタミンを壊すことが原因です。
●有害物質を作る
トリハロメタンは浄水場で塩素殺菌を行う際に発生する発ガン性物質です。水源が汚染されている場合、多くの塩素を投入するので、それだけ多くのトリハロメタンが発生する可能性が高くなります。
●水道管へのダメージ
水道管を溶かす要因にもなり、これも大きな問題です。

【水道管・貯水タンク】
水道水を運ぶ水道管は鉛管(鉛で出来た水道管)が多く使われていましたが、鉛が溶け出すなどの危険性から昭和58年以降使用禁止になっています。しかし、全国の家庭のうち4件に1件は、未だに鉛管を使用しています。
鉛は水に溶けやすく、一度カラダに入ると、外に出にくい物質です。少量でも、どんどん貯まってしまい、脳炎・痴呆・腎臓障害を起こす原因となります。また一番問題とされているのが子供の脳への影響で、学力低下・記憶力低下の一因とも言われています。
ある都道府県の水道局のホームページでは
『鉛管を使用しているご家庭で、長時間、水を使用しなかった場合には、微量の鉛が溶け出すこともあります。念のため、
朝一番や旅行などで留守にした場合は、最初の水(バケツ一杯程度)を飲み水や調理以外の用途に使用されることをお勧めします。』
と公に謳われています。
更にマンションでは貯水タンクの管理状況もあわせて水の質を悪化させる原因にもなっているようです。